数えきれないほどたくさんの種類があるお香。

国独特の植物を使ったものやブレンドされたものもあり、どれを購入しようか迷いますよね。

今回はおすすめのお香や人気の香りをまとめてみました。

お香の香りの種類一覧まとめ!

お香 匂い 種類

お香の匂りは全てを書ききれないほど様々なものがあります。

その中でも日本人の嗅覚に合ったものを一覧にしてまとめてみました。

素材そのものが良い香りがするもの

  • 白檀
  • 沈香
  • ヒノキ

フローラル系

  • かっ香…英語名はパチュリー。シソ科の草本を乾燥させたものです。緊張や不安を和らげる甘い香りがします。
  • ココナッツ…南国気分を味わえる甘い香りです。
  • ヘンルーダ…ヘンルーダとは地中海などに生息している黄色い花を咲かせる植物です。
  • ジャスミン…アロマテラピーにも利用される安眠効果のある優しい香りです。

森林系

  • パロサント香…スペイン語で「聖なる木」という意味をもつパロサント。邪気を払うとされ、シャーマンやヒーラーが古くから使用してきました。
  • 安息香 (あんそくこう)…アンソクコウノキの樹が傷を修復しようと樹脂を固めたもの。

寺院、瞑想系

  • 乳香 (にゅうこう)…キリスト教の儀式の際に焚かれるお香です。お寺ならぬ教会の香りです。
  • ポタラ香…チベット仏教の修行や瞑想に用いられるお香です。樹の香りがします。
  • ロープ香…ネパールの伝統的なお香です。

スパイス系

  • 桂皮…シナニッケイ、セイロンニッケイの樹皮を乾燥させたもので世界中で愛されている香りです。英語名はシナモン。
  • 大茴香(だいういきょう)…スターアニスと呼ばれ、中華料理の調味料としてもなじみの深いものです。
  • 丁子(ちょうじ)…英語名はクローブ。お香だけでなく香辛料としても使用されます。

シトラス系

  • レモングラス…虫よけ効果のあるレモングラス。さわやかな柑橘系の香りです。
  • 蜜柑…ジューシーな甘い香りです。
  • レモン…さっぱりとした香り。アジアンテイストの強い香りが苦手な人にもおすすめです。

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人気のお香の匂いの種類はどれ!?

お香の中で最も人気かつ知名度が高い香木。

そもそも香木とは、素材そのものに香りを宿した樹のことを指します。

白檀と沈香の2種類があり、それぞれ質の高さや産地で香りが変化します。

白檀

良い香りのする樹である白檀は自然が生んだ宝物です。

英語名はサンダルウッド。

お香の他にも薬用や彫刻工芸品、アロマテラピーや建築素材などと様々な用途で使用されます。

お寺だけでなく扇子等にも使用されますので、日本人にとってもなじみの深い香りです。

主な産地はインドやインドネシア、マレーシアなど。

その中でも最高品質を誇るのはインドマイソール地方の「老山白檀」です。

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白檀の中でも最高品質である老山白檀の粉末です。

少量で優しい良い香りがふんわりと立ち上ります。

炭を使った焚き方である空薫や、直接肌に塗る塗香で香りを楽しむことができます。

沈香

樹が傷ついたりすることによって樹脂が凝結し、さらにそれが熟成されてできたものです。

水に浸けると沈むことから沈香と名前が付けられました。

「水に沈む良い香りのする木」という意味があります。

香気や油質の違いによりランク分けがされ、特に質が高いものは伽羅と呼ばれます。

主な産地はインドシナ半島やインドネシア、ベトナムなどの熱帯雨林で採掘されます。

かゆらぎ沈香

和花をモチーフにした日本人が好む香りを持つお香です。

香りはそこまで強くなく、ほのかな香りが心を癒し、一筋の煙は安らぎを与えてくれます。

燃焼時間は1本につき約25分です。

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同じお香をを焚き続けていると鼻が麻痺し、匂いが薄く感じるようになります。

香りを変化させることで嗅覚の麻痺を防ぐことができます。

かゆらぎシリーズは沈香の他にも質と香りの良い商品が多く、とても人気です。

かゆらぎ薔薇

自然の恵みであるバラの成長を思わせる香りです。

薔薇特有の甘く高貴な香りを楽しむことができます。

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かゆらぎ柘榴 コーン

瑞々しく甘酸っぱい香りの柘榴。

コーンタイプなので灰が飛び散らず、掃除がとても楽です。

香りを短時間で部屋に広げたい時におすすめです。

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悪霊はお香の匂いを嫌う!?

お香 匂い 邪気

お香は悪霊が嫌う香りとしてキリスト教徒やインディアン、シャーマンなどが使用してきました。

仏教でも邪気を払うという意味合いがあるので、お香には「悪いものを払う」という共通の認識があります。

悪霊はお香の香りを嫌うというのにはスピリチュアルなものでなく、根拠があります。

例えば病気で内臓から悪い匂いがする、化膿している、不潔であるなどの際に発する「くさいにおい」。

科学が発展していない時代の人は臭いにおいを悪霊のせいだと判断しました。

お香の原材料となるものは漢方薬やスパイスなどに用いられるものもあり、服用もしていました。

その結果病気が快方に向かったり、化膿止めとなったりして悪臭=悪霊が離れたとされて神聖なものとして扱われるようになりました。

聖職者やシャーマンは現在でいうお医者さんに近い職業だったのですね。

他にも亡くなった人にお香を塗るという儀式行為も世界各地で行われています。

これも防腐効果=悪霊を寄せ付けないという意味があります。

もちろん所説ありますし、時代背景によっては本当に悪魔などの「悪霊」を払うという意味合いで使われたものもあります。

まとめ

<人気のもの>

  • 白檀
  • 沈香

どちらもお線香に使用されており、日本人になじみが深いものです。

<お香の匂いの種類一覧>

  • フローラル系

かっ香(パチュリー)、ココナッツ、ヘンルーダ、ジャスミンなど

  • 寺院、瞑想系

パロサント香…邪気を払うとされシャーマンやヒーラーが古くから使用してきたお香。

乳香 (にゅうこう)…キリスト教の儀式の際に焚かれるお香。

ポタラ香…チベット仏教の修行や瞑想に用いられるお香。

ロープ香…ネパールの伝統的なお香です。

その他杉やヒノキなど。

  • スパイス系

桂皮(シナモン)、大茴香(スターアニス)、丁子(クローブ)。

全てスパイスとしてなじみの深いものです。

  • シトラス系

レモングラス、蜜柑、レモン。

お寺っぽい香りやアジアンテイストの強い香りが苦手な人にもおすすめです。

日本に輸入されているお香の多くはインドや中国産、タイのお香です。

チベットやネパールなどのお香はあまり嗅いだことのない独特なものが多く、なんだか世界が広がったような感じがします。

ただし好き嫌いが分かれるのでいきなりたくさん購入するのはおすすめしません。

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