何か少し変わったプレゼントを大切な人に贈りたい、というときに、お香を思いつくことがあるかもしれません。

しかし、お香をプレゼントする際に、何か特別に気をつけないといけないことがあるでしょうか?

また、お香をプレゼントするということには何か特別な意味が込められているのでしょうか?

ここでは、お香をプレゼントする意味、プレゼントするにあたって気を付けないといけない点、 プレゼントする際のちょっとした提案、守らなければいけないタブーなど、お香とプレゼントの関係について、いろいろな角度から、まとめてみることにします。

(ただし、ここでは仏事用の線香を贈る場合に気を付ける点を除きます。仏事用に贈る場合には、プレゼント用に贈る場合と異なった注意点があります。)

お香をプレゼントに貰う時の意味合いとは!?

お香 プレゼント 意味

お香をプレゼントするのには、難しい側面があります。

贈る相手の匂いに対する好みをよく知り抜いていないと、喜ばれるプレゼントにはならないからです。

和のテイストが好きな人、洋のテイストが好きな人、甘い香りが好きな人やさわやかな森の香りが好きな人など、好みの香りはさまざまです。

また、贈られる人の気分や体調によっては、普段好む香りと異なる匂いを相手の体が要求する、ということもあるかもしれません。

そして、お香をはじめて贈られた人にとって、香りの強さや煙の多さにびっくりしてしまうことも考えられます。

しかももらったときは良い香りがしていても、実際にお香を焚いてみるとそれほどでもなかった、という可能性もあります。

実際、贈り物をもらった人が困ってしまう品のなかに「香り」の関係する品、例えばアロマオイルや香水や、もちろんお香がリストアップされているようです。

普段あまり香りを楽しむ趣味のない人や、逆に香りの好みがはっきりしている人にとって、お香は「無用の長物」となってしまう可能性があるのです。

したがって、お香を贈り物にする場合は、好みを知り抜いている相手に贈るか、逆に東南アジア方面に旅行に行った場合、現地のエキゾチックなお香をばらまき用に贈る、といったカジュアルなシチュエーションを除いて、慎重に考えるべきでしょう。

それでももし、どうしてもお香を贈りたい、という場合には、信頼できる老舗の上質なお香のお試しセットを贈るのはどうでしょうか?

可愛い香立てや香皿を一緒に贈ったら、完璧です。贈られた人は、いろいろとお香を試して、好きな香りを見つけることができます。

>>松栄堂ウェブショップ ギフト好適品はこちら

ただし、お香をプレゼントとして贈ったら、絶対にいけない場合もあるので、注意しなければなりません。

それは新築祝い、引っ越し祝い、開店&開業祝いなどの場合です。

このケースでは、お香をはじめ、キャンドルやライターなど、「火」に関係するものは一切贈ってはいけません。

たとえ花束を送る場合でも、真っ赤な花(バラなど)一色で作った花束も「火」のイメージにつながるので、ふさわしくありません。

花束を贈る場合は、赤以外で作ってもらいましょう。

お香はもちろん、「火」と関連する贈り物はすべて「火事」を連想させるので、贈るのは控えるべきです。

スポンサードリンク

女性へのプレゼントにおすすめのお香の種類は!?

お香をプレゼントに贈る場合、相手の香りの好みをよく知った上で贈るのが、ベストなのは言うまでもありません。

しかしそこまで相手と親密ではないけれど、どうしてもお香を贈る必要がある場合は、できるだけ万人受けする香りのお香を贈るのが無難です。

香りを女性に贈るとき、「女性だったら花の香りなら好いてくれるだろう」とか「自分の好みの香りを相手にも贈りたい」といった、安直な発想は捨てた方が良いでしょう。

相手にはじめて香りを贈る際には、シトラス系の香りがいちばん無難でしょう。

普段どこかで馴染みのあるオレンジやレモンやグレープフルーツの香りのお香なら、楽しんでもらいやすく、嫌う人はあまりいないのではないでしょうか。

シトラス系のお香は既に贈ったので、もっと別のお香を贈りたいという場合、相手が女性なら、フルーツ系かフローラル系のお香を試してもらうのが良いかもしれません。

その中でも軽やかな感じのものが比較的好評なようです。

女性に人気の高いお香の代表例として、甘くてフルーティーなGONESH No.4(ガーネッシュナンバー4)と、同じく甘さにほんの少しのミステリアスな感じが加わった、スプリングミストとも表現されるGONESH No.8(ガーネッシュナンバー8)をあげることにします。

>>GONESH No.4(ガーネッシュナンバー4)はこちら

>>GONESH No.8(ガーネッシュナンバー8)はこちら

スポンサードリンク

男性へのプレゼントにおすすめのお香の種類は!?

お香 プレゼント 男性

男性にお香を贈る場合は、女性と同じようなシトラス系のお香の他に、チャンダン(白檀、サンダルウッド)のお香をおすすめします。

ココナッツの香りのお香も、男性に人気があるようです。

男性は、女性より重厚な感じがする、複雑でミステリアスな感じにブレンドされたお香を好む傾向があるようです。

男性に人気のあるお香の代表例として、HEM  PRECIOUS CHANDAN(ヘム プレシャスチャンダン)とGONESH Coconut(ガーネッシュ ココナッツ)をあげておきます。

>>HEM  PRECIOUS CHANDAN(ヘム プレシャスチャンダン)はこちら

>>GONESH Coconut(ガーネッシュ ココナッツ)はこちら

まとめ

誰かにお香をプレゼントするときの注意点を説明すると共に、女性・男性それぞれにお香を贈る場合の好みの傾向や、人気のあるお香の代表例を紹介しました。

お香の香りは、人によって好き嫌いの傾向がさまざまで、しかも好みがはっきりしているのが通例です。

しかもシチュエーションによっては贈ってはいけない場合があるなど、贈り物としては上級レベルに属するものかもしれません。

しかしそれだけに、ずばり相手の好みそのものの香りを贈ると感激される可能性が高いのが、お香のプレゼントといえるでしょう。

好みを知り抜いた身近な人に贈るだけでなく、強い印象を与えたい人に思い切ってプレゼントしてみるのも、ひとつの冒険かもしれません。

スポンサードリンク