お客様がいらっしゃる際に玄関でお香を焚いて香りでもてなすという方法があります。

お香の煙には浄化効果もあるので、おもてなしだけでなく、風水的にも良い行いとされています。

寝室にはリラックス効果のあるもの、部屋ではその日の気分によって合わせるのも良いですね。

このようにお香は「どこで焚くか」によっても効果が違ってきます。

今回は部屋でのお香の焚き方やお勧めの種類をご紹介いたします。

お香の煙で部屋の壁は汚れない!?

お香 部屋 おすすめ

使用方法やお香の種類によっては部屋の壁は汚れます。

汚れやすいお香は「油分の多いもの」と「煙の多いもの」です。

どちらも換気を行うことで汚れを防止することができます。

油分の多いもの

樹脂を多く含んだ素材のお香はタバコと同じくタールが発生しやすいので汚れやすくなります。

タールが壁やカーテンに付着すると茶色や黄色に汚れます。

油分をあまり含まないものだとあまり汚れません。

煙の多いもの

煙には煤や灰が含まれているので壁を黒く汚します。

エアコンをつけた状態で締め切った部屋で焚くと煙が何度も壁とぶつかるので汚れやすくなります。

窓を少し開けた状態で焚くと汚れにくくなります。

アパートやマンション等は隣の部屋ににおいがいかないように注意が必要です。

あなたにとっては好きな香りでも他の人にとっては不快かもしれません。

一度に強い香りを大量に焚かないように配慮しましょう。

タバコ程ではないですが、たくさんの量を焚くと汚れやすくなります。

換気の他にも1日中焚き続けない、1度に焚く量を守るなど汚れにくい工夫が必要になります。

煤やタールは完全に壁にくっつく前にふき取る事で付着を防止できます。

大変ですが定期的に壁の拭き掃除を行いましょう。

煙は上にのぼるので天上の掃除もお忘れなく。

大変ですが、家が綺麗になる事で幸運が舞い込むと言われています。

香りの効果と併せてお掃除も楽しんでください。

どうしても気になるようであれば煙の上がらない香炉を使ったお香の楽しみ方もおすすめです。

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部屋の中でお香を置く1番ベストな場所とは?

得たい効果によってベストな場所は変わってきます。

個人的なお勧めはリビングと寝室です。

リビング

家族の集まるリビング。

人が集まる場所にはよくも悪くも「気」がこもりやすいもの。

空気がこもっている、なんとなく息苦しいなどなんとなく悪い「気」もあります。

良い香りにはプラスのエネルギーが宿ると言われています。

お香を置くことで家族全員が健やかな気持ちでくつろげるようになります。

あまり嫌いな人がいない杉やヒノキなどの自然の木の香りがおすすめです。

部屋

部屋の空気がどんよりしていたり、気分が低迷している時はお香を焚くのがおすすめです。

その日の気分に合わせて洋服を変えるように、部屋の香りも気持ちに沿ったものに変えて常に前向きでいきましょう。

寝室

不安で眠れない、安眠したい、寝る前にリラックスしたいという時にお勧めです。

ゆらゆらとのぼるお香の煙にもリラックス効果があるようです。

何も考えずぼーっと煙を見ながら良い香りを楽しむ。

考えただけで肩の力が抜けるような気がしませんか。

幸運を呼ぶと呼ばれている場所

玄関

家に入った瞬間良い香りが出迎えてくれるというのは幸せな気持ちになります。

また、家を出る時にも「よし!やるぞ!」と気持ちを上げてくれる事間違いなしです。

嬉しい効果は香りだけではありません。

靴箱を空けた状態でお香を焚くと煙によって雑菌による靴の嫌な臭いを除去したり、雨や汗の湿気を取ってくれます。

除菌効果のある白檀やハーブ系のお香がおすすめです。

トイレ

不浄と呼ばれるトイレ。

芳香剤の代わりにお香を置くのもお勧めです。

トイレは湿気や臭いがこもりやすい場所なので、お香のけむりによって除湿消臭することによって菌の繁殖を防ぐことができます。

清潔を保ちやすくなるので、人工の芳香剤よりも効果があります。

場所を取らないコーンタイプがおすすめです。

お香を部屋に焚く時の広さの目安は?

お香は1つででおおよそ10畳くらいに香りが広がります。

コーンタイプはリビングなどの広い場所や、玄関などの空気の流れが急速な場所向け。

スティックタイプは一人部屋などに向いています。

折る事によって燃焼時間も調整できます。

お香はキツイ香りを楽しむものではありません。

ほんのりとした香りがベストです。

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お部屋に焚くのにおすすめのお香の種類は?

お香 部屋 種類

ウッド系

瞑想などにも使われるウッド系の香り。

自然の中にいるような香りは高いリラックス効果があります。

リビング、寝室、玄関、家中どこにでもお勧めです。

  • 屋久杉のお香

建築素材としても有能な杉は日本人が古来から親しんでいる香りです。

高いヒーリング効果を持ちます。

>>屋久杉のお香はこちら

ハーブ系

アロマテラピーや調味料としても使われるハーブ系。

レモングラスのような柑橘系やシナモンなどのスパイシーな香りなど色々な香りの種類が選べます。

除菌、消臭効果や集中力アップなど香りによって効果も変わります。

一人部屋で気持ちに合わせて使用するのにおすすめです。

  • チベット仏教寺院タルパチョリンナニーのお香

3種類のハーブ系のお香が入ったセットです。

その日の気分によって使い分けましょう。

>>チベット仏教寺院タルパチョリンナニーのお香はこちら

フローラル系

ラベンダーやローズなど安眠効果のある香りは寝室での使用にお勧めです。

  • ラベンダー香 スティック

優しいラベンダーの香りが心を和やかにしてくれます。

眠気を誘いますが、火を使うので焚いたまま眠るのはあまりお勧めしません。

>>ラベンダー香 スティックはこちら

まとめ

  • お香の煙で壁は汚れるのか

「油分が多い」「煙が多い」ものはタールや煤が発生しやすく、汚れやすいようです。

換気を行ったり、定期的に掃除をすることで汚れを防ぐことができます。

  • お香を置くベストな場所

一人部屋…気持ちや得たい効果によって香りを変えましょう

寝室…お香の煙のゆらぎにはリラックス効果があり、安眠を誘います

玄関…靴箱を開けた状態で焚くと消臭効果を得る事ができます

  • 部屋で焚くのにお勧めのお香

杉やヒノキなどのウッド系、香りによって様々な効果効能のあるハーブ系、リラックス効果の高いフローラル系など。

お香1つで約10畳ほどの広さに煙が広がります。

良い香りのお香を焚くことによって気持ちの切り替えができやすくなります。

何かと忙しく、肩の力が入りやすい現代人。

ストレスによる不調が出ている人は是非、お香によってホッと一息つく時間を作ってみてください。

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