バリには、独特のお香の香りが広がっています。

甘い香りです。

日本で手に入るバニラやラベンダーやサンダルウッドなどの香りとは、どこか違う匂いです。

バリでは、お香が宗教や日常生活に欠かせない存在になっているのです。

ここではバリのお香について、いくつかの角度から紹介します。

バリのお香の香りにはどんな物があるの!?

お香 バリ 香り

バリのスーパーに行くとさまざまな香り、さまざまなサイズのお香を売っています。

長いものでは50センチ近くあるお香も売っています。

お香は地元の朝市でも手に入れることができます。

バリの人たちは、日常の宗教活動でお香を大量に消費するため、このような場所でお香を買うのが普通です。

インド製のお香も売っていますが、バリ製のお香も置いてあります。

値段もとても安く、日本円で20円から200円ぐらいで購入できるようです。

香りは花をベースにしたものが多いようです。

チュンパカ(チューベローズ)、ナイトクイーン(月下美人)、ロータス(ハス)など、花をイメージにしたお香が多いようです。

しかしバリの現地人々は、日本人が好むような香りのお香はあまり焚きません。

もちろんそれぞれの家庭やホテル毎に漂ってくる匂いは異なります。

皆それぞれに好みがあることがわかります。

バリの人々には日本人と異なった感性があるのでしょう。

したがって、バリに漂う香りも、日本とはどこか異なる、甘くエキゾチックな雰囲気です。

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バリのお香の使い方・焚き方とは!?

バリでは、お香と宗教活動は切り離すことはできません。

そして宗教活動は、バリの人々の日常生活と密着しています。

バリ島の約90パーセントの人が、バリ土着の信仰とインドから来た仏教やヒンズー教が混じり合った、バリ・ヒンドゥーと呼ばれる信仰を信じています。

人々は宗教活動にとても熱心です。

バリ・ヒンドゥーを信じる人々は、毎日3回、チャナンというお供え物を用意して、それにお香 (ドゥパ )を添えてお祈りします。

女の子は、チャナンの作り方を母親に小さい頃から教えてもらい、代々引き継いで行くほど大切な習慣です。

一方バリの仏教徒も、お祈りのときにお香を焚きます。

仏教徒が使うお香は、バリ・ヒンドゥー教徒が使うお香よりも長いものを使います。

どちらのお香も芯に細い竹棒などを使い、その周囲にお香を塗りつけたインド式のもので、日本のお線香とは異なっています。

そのようなわけでバリの人々はお香を大量に消費するので、わざわざ専門店でお香を買うようなことは、あまり行いません。

安価なものをスーパーでまとめて購入して使います。

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バリのお土産におすすめのお香は!?

お香 バリ お土産

バリに旅行に行った時のお土産として、お香はおすすめできる品のひとつです。

前述のとおり、バリの人々は日常的にお香を大量に消費するので、地元のスーパーマーケットや朝市で手に入れたお香を使います。

したがってバリ旅行のおみやげにお香を選ぶのなら、よほど特別な相手に贈るのではない限り、地元のスーパーで手軽に入るお香で十分でしょう。

いかにもバリらしい香りが漂ってきて、喜ばれるのではないでしょうか。

バリ旅行の経験者からも、現地のお香はおみやげとして「失敗が少ない」という意見が聞かれます。

ただ、このようなお香は屋外でお祈りのために使うものなので、閉め切った部屋で焚くと煙がもうもうと広がって咳き込んでしまう可能性があります。

バリのお香を試すときは、窓を開けて風通しの良い部屋で楽しみましょう。

もし誰か特別な人に、スーパーなどで売られているものより上質なお香をプレゼントしたい場合には、バリ島のオーガニックコスメの専門店、UTAMA SPICE(ウタマスパイス)が良いでしょう。

>>UTAMA SPICEホームページはこちら

「ナチュラルコスメプロダクトの先駆け「ウタマスパイス」」(ウタマスパイスの紹介):>>ウタマスパイスはこちら

ウタマスパイスに置いているお香は3種類だけですが、贈った相手を間違いなく満足させてくれます。

甘い香りのするムーンフラワー(Moon Flower)や、オリエンタルな雰囲気のテンプルスパイス(Temple Spice)も素敵ですが、おすすめは、虫よけを兼ねたビゴンバグ(Begone Bug)です。

お香自体の香りが素晴らしいだけでなく、「虫よけ」という実用的な目的に役立つからです。

これら日常と密着しているお香とは別に、バリ発のお香の特殊な形として、巨大コイル型のものも売られています。

現地の人々がどのように使うのか、そもそも使うことがあるのかははっきりしませんが、とてもユニークな形をしています。

直径19センチメートルもある巨大な渦巻き型で、一見蚊取り線香のお化けみたいな形をしています。

使うときには専用のお香立スタンドに吊り下げて楽しみます。

つり下げると、高さが20センチ以上に延びて、火をつけると24時間以上楽しむことができるそうです。

このお香、日本でも取り扱っていているのですが、それでもバリみやげとして十分なインパクトがあるのは間違いないでしょう。

「ダルシャンお香 1箱(10コイル入) Darshan Incense」(巨大なお香の紹介):>>ダルシャンお香はこちら

誰かびっくりさせたい相手がいる場合は、このようなお香を探しておみやげとして渡すのも、面白いかもしれません。

まとめ

バリでよく使われるお香の種類や使い方についてまとめました。

そしてバリの多くの人々の生活がバリ・ヒンドゥー教と深く結びついていて、お香も日々のお供えの一部として重要な役割を担っていること、そのためバリを歩くとあちらこちらでお香が香っていることに気が付くこと、そしてその大半が甘い香りだけど、日本人の好みとはどこか違うものであることもわかりました。

最後に、バリのみやげにお香を持って帰るなら、というテーマで、有名で信頼できる店や面白い形のお香も含めて紹介しました。

でもカジュアルに楽しんでもらうためのおみやげなら、もっと気軽に現地のスーパーマーケットで良さそうなお香を買って、それをばらして皆に少しずつ渡すのも、良いかもしれません。

バリのお香お香を焚いてみて、バリに対してどのようなイメージを持つことになるかはわかりません。

しかし、お香はバリの人たちの生活にとって、無くてはならない一部になっていることは、間違いないのです。

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