私たちにリラックスする時間を与えてくれるお香。
忙しい私たち現代人にとって、お香は究極の癒しグッズとなっています！
女性に主に好まれているお香ですが、一つ気になることが。
それは、妊娠中や赤ちゃんが居る場所でお香を焚いてもいいのかということです。
妊娠中や育児をしているときは疲れやすくなっています。
そのためお香の香りに癒されたいという方は多いもの。
おなかの赤ちゃん、また育てている赤ちゃんにお香は影響ないのでしょうか！？
今回はお香について気になることを検証していきます。
妊娠中にお香を焚くのは禁止なの？
妊娠中は普段気にしなかったことも気になるものです。
普段お香を焚く習慣がある方にとって、妊娠中にお香を焚くことがいいことなのか、それとも禁止なのかということは気になるところ。
もし知らずにお香を焚いて問題があったら…と思うと怖いですもんね。
では、妊娠中にお香を焚くことは禁止であるのかどうか。
禁止ではありません。
ですが、積極的にお香を焚きましょう！とはならないようです。
産婦人科によって（というより医師によって）は、お香は使用しないようにと言っているところもあるようです。
ですが、お香は問題ないとしているところもあります。
個人的には、お香を焚くことでリラックスできるのであれば、妊娠中はイライラしてしまいやすいため、精神安定のためにも利用していいのではと思います。
ですが調べたところ、お香の香りによっては妊娠中は使用しない方が良いとされている香りもあるようです。
妊娠中におすすめしない香りは、以下の香りです。
- サイプレス
- ラベンダー
- ローズ
- ローズマリー
これらの香りには通経作用があります。
子宮の中のものを押し出す作用があるので、妊娠初期の方にはとくにおすすめできません。
- クラリセージ
- フェンネル
- アニス
- スターアニス
- セージ
- ニアウリ
これらの香りにはエストロゲン様作用という女性ホルモンと似た作用があります。
ホルモンバランスが崩れる原因となるので、妊娠中はおすすめできません。
- ジャスミン
- クローブ
- サイプレス
- シナモン
- パルマローザ
これらの香りには子宮の収縮・分娩を促す作用があります。
これらの作用が妊娠中の女性にふさわしくないことは分かることと思います。
- ペパーミント
こちらの香りは血圧を上昇させる作用があります。
妊娠中は高血圧に気を付けなければ、妊娠高血圧症候群になってしまう恐れがあります。
妊娠中毒症の恐れも出てくるので、妊娠中はおすすめできません。
このように、妊娠中のお香は禁止ではありませんが、このようにお香の中には妊娠中にふさわしくない作用のお香もありますので、注意が必要です。
妊娠中にお香を焚くのであれば、リラックス作用やリフレッシュ作用のある妊娠中でも問題ない香りのものを用意するようにしましょう。
- ゼラニウム
- ネロリ
- プチグレン
- フランキンセンス
- ベルガモット
- マンダリン
- ローズウッド
- グレープフルーツ
- レモン
お香を焚くのであれば、これらの香りものもを焚くようにしましょう。
妊娠中にお香を焚いた場合の煙の影響はある？
煙が出ないタイプのものもありますが、お香といえば、煙が出てくるタイプのものですよね。
ここで気になるのは、お香の煙は影響があるのかということです。
煙といえばイメージするのはタバコ。
タバコの煙は妊婦さんはもちろん妊婦さんでなくても身体に害となります。
タバコの煙は害です。
ですが、お香の煙に身体に悪い成分は含まれていませんので安心して下さい。
しかし、つわりでお香の匂いが気持ち悪い…となることはあります。
煙が身体に直接害となることはありませんが、煙によりつわりが悪化することはあるかもしれません。
もし少しでも不調を感じれば、煙の出るお香は控えた方がいいでしょう。
お香の赤ちゃんへの影響は？赤ちゃんがいる場所で焚いてもいいの？
妊娠中に焚くお香は特に問題ないということが分かりました。
お香の香りに注意は必要ですが、お香と焚く行為そのものに問題はありません。
では、赤ちゃんが生まれた場合はどうなるのでしょう。
赤ちゃんが生まれた場合、赤ちゃんの居る場所でお香を焚いてもいいのか気になっている方は多いのでは！？
もし赤ちゃんの居る場所でお香を焚くのはNGなのに知らずにお香を焚いてしまったら…、無知程怖いものはないと思います。
お香のパッケージに注目してみてください。
注意事項に、「お香の煙を大量に吸い込むと、健康を損なう恐れがあります。換気を充分に行って下さい。」という表記がされていると思います。
お香を焚く場合は、とりあえず赤ちゃんが居ても居なくても換気がしっかりとできる環境で焚くことが推奨されています。
窓を開ける、換気扇を付けるなどして換気するようにしましょう。
では換気をしっかりしていれば赤ちゃんの居る場所でお香を焚いてもいいのか。
残念ながら、赤ちゃんの居る場所では、しっかり換気をしていたとしてもお香は焚かない方が良いと言われています。
もしお香の煙を赤ちゃんが吸ってしまうと大変。
場合によっては気管支炎になったり、アレルギー症状が出たりするんだとか。
赤ちゃんは大人が思っている以上に煙に対して敏感です。
全ての赤ちゃんに当てはまるとは言いませんが、少しでも可能性があるのであれば赤ちゃんの居る場所ではお香は焚かない方が良いでしょう。
もし、どうしてもお香を焚きたいというのであれば以下のことに注意して下さい。
- 長時間使用しない
絶対条件です。
お香を焚くのは短時間にして下さい。
ちなみに赤ちゃんだけでなく大人も長時間お香を焚いた部屋に居ないようにしましょう。
- 高いところにおく
これも絶対条件です。
赤ちゃんがハイハイしたりつかまり立ちをするようになったときは要注意。
絶対に手が届かないところに置くようにして下さい。
ダイニングテーブルの上に置くくらいじゃだめです。
タンスの上に置くくらいの高いところに置いて使用するようにして下さい。
- 高品質のお香を使用する
お香を購入する場合、100円ショップなどではならべく買わないようにしましょう。
安いお香には有害な原料がブレンドされているケースがあります。
赤ちゃんの居る場所でお香を焚くのであれば、高品質のお香で。
お香を焚く場合、最低限これらのことは守るようにして下さい！！
まとめ
いかがでしたか！？
今回は妊娠中、そして赤ちゃんが居る場合のお香について検証していきました。
リラックス効果の高いお香は好きな人も多いですよね。
妊娠中、赤ちゃんが居る場合は極力避けて欲しいですが、妊娠中だから、赤ちゃんが居るからといって、自分が好きなものを辞める必要はないのかなと思います。
おすすめのお香、お香を焚く場合の注意点についても今回紹介していますので、ぜひそちらの方をチェックするようにして下さい。
